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27日朝方の東京外国為替市場で円相場は3日続落して始まった後、小安い水準でもみ合い。9時時点では1ドル=114円23―26銭前後と、前日の17時時点に比べ4銭の円安・ドル高水準だった。信用収縮懸念の後退や株式相場の安定が円の上値を抑えているが、米景気の減速懸念も根強いため円の下値は限られている。年末を控えて商いが細っていることもあり、方向感は乏しい。

 円は対ユーロでは安値圏で小動き。9時時点では1ユーロ=165円50―57銭前後と前日の17時時点と比べて88銭の円安・ユーロ高水準だった。対ドルでのユーロ買いにつれて円安・ユーロ高が進んだ海外市場の流れを受け、4日続落して始まった。東京市場で165円台に下落するのは11月9日以来。一方、市場では「直物取引の資金決済日が年末を通過したことで円買い・ユーロ売りも入っている」との指摘があった。

 ユーロは対ドルで堅調。9時時点では前日の17時時点と比べ0.0069ドルのユーロ高・ドル安水準の1ユーロ=1.4485―88ドル前後で推移している。利益確定を目的としたユーロの買い戻しや米欧の景況感格差を背景としたユーロ買い・ドル売りが優勢だった前日の米国市場の流れが続いている。


日本経済新聞 - 2007/12/27


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東京円、113円台前半 東京外国為替市場

 17日午前の東京外国為替市場の円相場は、円が売られドルが買われた前週末の海外市場の流れを引き継ぎ続落。1ドル=113円台前半で取引が始まった。

 午前9時現在は、前週末比91銭円安ドル高の1ドル=113円27-32銭。ユーロは92銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円43-48銭。

 前週末に発表された米国の消費者物価指数が市場予想を上回り、米追加利下げ観測が後退。円売りドル買いが加速した。

中日新聞 - 2007年12月17日


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外為12時・円、続伸し110円台前半――対ユーロは3日ぶりに反落

 5日午前の東京外国為替市場で円相場は続伸。12時時点では1ドル=110円06―09銭前後と、前日17時時点より18銭の円高・ドル安水準だった。前日の米国株安や米利下げ観測を背景とした円買い・ドル売りが優勢だった。一時は109円76銭近辺まで上げ幅を広げた。ただ、その後は円の上値が重いとの見方が強まり、徐々に円を売り直す動きが出た。損失覚悟の円売り・ドル買いや対ユーロでの円売りにつれた円売り・ドル買いなどにも押され、11時30分過ぎに円は110円19銭近辺まで伸び悩んだ。

 もっとも、5日に米経済指標の発表が相次ぐうえ、7日には11月の米雇用統計の発表などを控えており様子見ムードが強かった。9―12時の円相場の値幅は43銭程度だった。

 円は対ユーロでは3営業日ぶりに反落。12時時点では1ユーロ=162円53―57銭前後と、前日の17時時点と比べ73銭の円安・ユーロ高で推移している。対ドルでのユーロ買いにつれた円売り・ユーロ買いが優勢だった。

 ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発。12時時点では1ユーロ=1.4765―68ドル前後と、前日の17時時点に比べ0.0088ドルのユーロ高・ドル安で推移している。米利下げ観測などを背景としたユーロ買い・ドル売りが進んだ。4日まで開かれた湾岸協力会議(GCC)では加盟国通貨のドル連動(ペッグ)制の見直しが見送られたが、市場では「焦点だったイベントを通過したことで、改めて対ユーロでドルを売る動きが出ている」との指摘も出ていた。

日本経済新聞 - 12/5



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米ドル急落、「世界為替戦争」突入か

 「ドルが基軸通貨の地位を失いつつある。1兆4000億ドルの外貨準備をユーロなど他の強い通貨に転換しなければならない」(8日、成思危・中国全国人民代表大会常務委副委員長)


 「中国の為替政策が不公正競争の源になっている。改革速度(人民元切り上げ)が今のように遅いのなら、保護主義による不利益を受けることになるだろう」(9日、ポールソン米財務長官)


 米ドルの価値が急落し、世界経済に「為替戦争」が起きている。8日に中国が米国に向けて発したメッセージは、米国経済の地位低下を警告するシグナルとして受け取られ、世界各地の株式市場が同時に急落した。


 自尊心が傷ついた米国は、中国に人民元切り上げを真っ向から要求している。欧州は米国とともに中国に人民元切り上げ圧力をかける一方、米国には行き過ぎたドル安に歯止めをかけるよう求めている。


 世界各国が自国だけ生き残ろうと争い、自国通貨の価値をつり上げようとしている格好だ。これにより、世界的に保護主義が広がり、世界経済が同時低迷の泥沼にはまるのではないかとの懸念が浮上している。


◆ドル安が加速化


 最近のドル安の根本的原因は、米国の利下げと景気後退観測だ。米国はサブプライムローンの焦げ付き問題を解消するため、9月と10月に連続利下げに踏み切った。金利が下がれば、通貨価値は自然に下がる。

 その上、米国の住宅景気低迷が予想より深刻で、来年の米国の経済成長率は1%台に落ち込むという予想が出ており、ドル安に拍車がかかった。ドルは対ユーロ、英ポンド、カナダドルで、連日最安値を更新している。


 しかし、米国にとっては年8000億ドルを超える大規模な経常赤字を削減する上で、ドル安が役立つ側面もある。

朝鮮日報 - 2007/11/10


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ユーロ高に加え、豪ドル/ドルは、豪準備銀行(RBA)が来週の理事会で利上げを実施するとの観測から23年ぶりの高値0.9270を記録、ドルカナダドルも33年ぶりの高値0.9576を記録した。

ポンドドルは、BoEから発表された強い住宅証券融資高の結果が早期利下げ観測を後退させたことにより、7月に記録した26年ぶりの高値水準.0653近辺2.0624まで上昇した。

9月の住宅証券融資高は予想外の98億ポンドに上昇。今年2月以来の高い伸び率で、8月の85億ポンドを上回った。また、82億ポンドに低下するとの史上予想も上回った。

しかし、モーゲージ承認件数(将来の住宅需要の判断基準)の伸びは減速し、2005年7月以来の最低レベルの件数となり住宅市場が更に減速をしている根拠を示した。

London 1236 GMT London 0947 GMT
US dollar
yen 114.65 up from 114.26
sfr 1.1656 up from 1.1630
cad 0.9597 up from 0.9590

Euro
usd 1.4400 down from 1.4412
stg 0.6987 down from 0.7007
sfr 1.6785 up from 1.6763
yen 165.14 up from 164.67

Sterling
usd 2.0602 up from 2.0568
yen 236.23 up from 235.03
sfr 2.4015 up from 2.3924

Australian dollar
usd 0.9216 down from 0.9251
stg 0.4470 down from 0.4496
yen 105.69 down from 105.72

Klug クルーク - 2007年 10月 29日

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